JDDW 2021 KOBEJDDW 2021 KOBE

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皆さん、こんにちは。日本消化器関連学会機構JDDW理事長の下瀬川 徹です。2020年8月現在、世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の勢いが止まらず、深刻な社会問題となっています。COVID-19と日夜闘っている医療関係者の皆様に心より敬意を表し、この感染症が一日も早く終息することを願っています。国内でも感染拡大による自粛要請などにより、各種学会が中止、延期または開催形式の変更を余儀なくされており、学術活動そのものの沈滞化が懸念されます。このような状況のなか、JDDW機構は消化器病学の最新の情報を共有し、研究成果を発表・討論する場であり、また、消化器医の教育の場でもあるJDDWの重要性を考え、来年度もJDDWが通常通り開催できるよう準備を進めています。
JDDW2021は、2021年11月4日(木)から7日(日)までの4日間、神戸コンベンションセンターを中心に開催する予定です。一般プログラムは3日間で、4日目は教育講演のみの開催となります。JDDW2021は、第63回日本消化器病学会大会長を大阪大学消化器内科学の竹原徹郎教授、第102回日本消化器内視鏡学会総会会長を自治医科大学消化器内科学の山本博徳教授、第25回日本肝臓学会大会長を兵庫医科大学消化器内科の飯島尋子教授、第19回日本消化器外科学会大会長は大分大学消化器・小児外科学の猪股雅史教授が務めます。また、第59回日本消化器がん検診学会大会長は帝京大学医療技術学部の濱島ちさと教授が担当します。現在、竹原徹郎運営委員長のもと、各学会大会長が協力して開催準備を進めているところです。
今回は、新企画としてJDDW主催のハンズオンセミナーを予定しています。新らたに委員会を設立して、このセミナーが国内外の消化器医に魅力ある技術修得の場となるよう内容を練っています。また、昨年開始したStrategic International Sessionを一層充実させてJDDWの国際化を進めるとともに、JDDW独自の企画である統合プログラム、医療セミナー、メディカルスタッフプログラム、女性医師・研究者プログラムでは、COVID- 19感染症を含め最新のホットなトピックスを用意したいと考えています。また、各学会の主題セッション、一般演題、国際セッションでは、臨床の現場で必要とされる最新の情報を中心に皆様に満足いただける内容を目指します。デイリーニュースのプレ特集でJDDW2021の魅力を事前に皆様にご紹介し、学会期間中は当日注目すべきプログラム、前日のプログラムで特に重要と思われる情報を新聞形式でお伝えします。
JDDW2021では、例年どおり若手奨励賞、ポスター優秀演題賞、会長賞、The Best Presenter Award、Travel Award Program、Travel Grantなど様々な賞や助成を用意しており、活力ある学会となるよう支援させていただきます。 私どもは、JDDW2021がCOVID-19を克服した象徴となるよう活発で輝かしい学会となるよう、一同力を併せて準備して参ります。多数の皆様の参加をお待ちしております。