Japan Digestive Disease Week 2020 [JDDW 2020 KOBE]|第28回 日本消化器関連学会週間

2020年11月5日(木)~8日(日) / 神戸コンベンションセンター

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会長挨拶

第62回 日本消化器病学会大会
会長 窪田 敬一
獨協医科大学 第2外科

窪田 敬一

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JDDW2020において第62回日本消化器病学会大会を担当する獨協医科大学第二外科の窪田敬一です。日本消化器病学会は1898年に創設された大変歴史と伝統のある学会であり、JDDWとしても第28回を数え、大会会長を務めさせて頂くことは大変名誉なことであり、教室員一同誠心誠意準備に努めて参る所存であります。

JDDW2020は第62回日本消化器病学会大会、第100回日本消化器内視鏡学会総会、第24回日本肝臓学会大会、第18回日本消化器外科学会大会、第58回日本消化器がん検診学会大会の5つの学会が力を合わせて開催する日本でもっとも大きな学会の一つで、2020年11月5日から7日に神戸の国際会議場、ポートピアホテルを中心とした会場で開催されます。地元開催ではありませんが、皆様のご協力を得て、大きな盛り上がりを見せるべく努力したいと考えております。

近年、消化器病領域では、胆膵疾患の分類、Helicobacter pylori 除菌後胃癌の治療、遺伝性大腸腫瘍の診断と治療など、大きな進歩が認められております。これらのトピックに焦点をあてて、グローバルな視点より議論を展開する必要があります。そこで、海外の先生方を多く招聘し、積極的に討論に参加して頂く予定です。特に、日本消化器病学会は国際学会との協力を推進しており、今回よりStrategic International Sessionとして、American Gastroenterological Associationとの協力のもと、マイクロバイオタに関するsessionが設定されております。興味深い講演を拝聴できるものと確信しております。

日本消化器病学会は内科医、外科医を主体として会員数約35000人を有する大きな学会です。内科医も消化器外科医も共に参加して議論できるようセッション構成に配慮しております。例えば、膵癌に関するInternational Sessionでは、ロボット手術、RFAなど最先端の治療が内科医、外科医より提示されます。さらに、JDDWの特徴である5学会共催という幅広い観点から診断・治療について議論し、その進歩を実感できる内容になっておりますので、是非積極的に討論に参加して頂ければと思います。

多くの会員の先生方に参加して頂き、JDDW2020を盛り上げるとともに、これからの消化器病学の進歩・発展に繋がる議論を展開して頂くことを是非ともお願いいたします。

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