このたび日本消化器内視鏡学会第86回総会を担当させて頂くこととなり、大変光栄に存じますとともに責任の重さを痛感しております。本総会は6学会で構成されるJDDW2013に参加しており、JDDW開催期間の2013年10月9日（水）から12日（土）までの4日間のうち、10日から12日の3日を使って、品川において開催されます。JDDW2013はさらに参加者数の増加が見込まれており、これまで用いられてきたグランドプリンス新高輪、高輪に加え、品川プリンスホテルも会場として使用することになっています。

本消化器内視鏡学会は田尻久雄理事長の指導のもと、国際化を活動の一つの柱として掲げていますが、JDDWも国際セッションを重視する方向性を打ち出しています。おかげさまをもちまして理事長、プログラム委員をはじめとする多くのの先生方のご指導により、この流れを汲みつつタイムリーなテーマが満載のプログラムを編成することができました。その中で、会期中どの時間帯でもInternational sessionがある、という構成を実現しました。今や東南アジア各国でも国際学会が盛んに開催されるようになっており、JDDWにも、アジアにとどまらず広く世界中からに参加者が増えることを期待したいと思います。一方、消化器内視鏡には実学の側面があります。また、症例を通じて学ぶことも少なくありません。これらについても考慮したプログラムを準備したつもりです。参加の先生方各々の立場で、少しでも多くの情報を持ち帰っていただければ幸いです。