運営委員長挨拶

2013年度日本消化器関連学会週間(JDDW 2013)の開催に際して

このたび平成25年10月9日(水)〜 12日(土)の4日間、東京品川のグランドプリンスホテル新高輪等におきまして、第55回日本消化器病学会大会(川崎誠治)、第86回日本消化器内視鏡学会総会(藤田直孝会長)、第17回日本肝臓学会大会(青 豊会長)、第11回日本消化器外科学会大会(具 英成会長)、第51回日本消化器がん検診学会大会(斎藤 博会長)、第44回日本消化吸収学会総会(舩越顕博会長)の6学会の合同による、JDDW 2013を開催する運びとなりました。

医療の国際化が進む中、わが国、欧米諸国、あるいはアジア諸国との間で消化器疾患に対する治療方針の相違も多々認められております。今回はJDDW のInternational Sessionとして各分野のエキスパートを国内外より招聘し、主な消化器癌(small HCC,advanced HCC with macro-vascular invasion,CCC,pancreatic cancer,gastric cancer,colon cancer)に関する治療方針の相違につき、ディベート形式で論じていただく特別企画が予定されています。今回も各学会長のもと、JDDW全体としては、一般演題として3,252題、主題演題として1,704題、合計4,956題と大変たくさんの応募がありました。各学会での厳正な査読により、一般演題として2,600題、主題演題779題、合計3,379題が採用され発表が行われる予定です。主題演題のテーマは各学会で十分に吟味して設定いたしました。シンポジウム22、パネルディスカッション16、ワークショップ25からなる78の主題テーマにより、消化器の全域をもれなくカバーするような企画となっています。

1993年から始まったJDDWも今年で21回目を迎えました。昨年の参加者はこれまでの最高となる2万人を越え、大変な盛会裡に終了いたしました。JDDWは消化器病の異なる領域の医師、研究者が一堂に会して交流できる良い機会であり、その重要性はますます高まっていると考えています。高いレベルで充実しているわが国の消化器病学をさらに発展させるためには、積極的に若手、中堅医師の臨床・基礎研究への参入を促す施策をJDDWが中心となって推進することが必要です。

プログラム作成にご尽力いただいた各学会のプログラム委員および、一般演題の査読委員の先生方にはこの場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。世界を代表するメガシティである東京に多くの先生にお集まりいただき、実りある学術週間になることを全学会関係者一同祈願いたしております。

JDDW 2013 運営委員会 委員長 川崎 誠治
第55回 日本消化器病学会大会 会長 川崎 誠治
第86回 日本消化器内視鏡学会総会 会長 藤田 直孝
第17回 日本肝臓学会大会 会長 青蛛@ 豊
第11回 日本消化器外科学会大会 会長 具  英成
第51回 日本消化器がん検診学会大会 会長 斎藤  博
第44回 日本消化吸収学会総会 会長 舩越 顕博

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