このたび平成22年10月13日〜16日までの4日間、パシフィコ横浜にて第52回日本消化器病学会大会（林　紀夫）、第80回日本消化器内視鏡学会総会（一瀬雅夫会長）、第14回日本肝臓学会大会（中沼安二会長）、第8回日本消化器外科学会大会（佐々木巖会長）、第48回日本消化器がん検診学会大会（樋渡信夫会長）、そして第41回日本消化吸収学会総会（宮坂京子会長）の合同による、JDDW 2010を開催する運びとなりました。

   今回も各学会長のもと、シンポジウム30、パネルディスカッション26、ワークショップ36を始め、99の主題テーマにより、消化器の全域をもれなくカバーするように企画しました。

   幸い本年も一般演題として2,926題、主題演題として2,169題、合計5,095題の応募があり、一般演題として2,764題、主題演題1,117題、合計3,881題が採用され発表が行われます。

   1993年から始まったJDDWも今年で18回目を迎えました。今年から新たに日本消化器外科学会も加わり、２万人以上の参加者が見込まれています。消化器病の診療および研究は年々進歩し、細分化と専門化がすすんでいます。JDDWは異なる消化器病領域の医師、研究者が一同に会し、学術交流できる機会であり、その重要性はますます高まっていると考えています。シンポジウムをはじめとした主題の設定は各学会で相談して準備してまいりました。プログラム作成にご尽力いただいた各学会のプログラム委員および一般演題の査読委員の先生方にはこの場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。今年は風光明媚な横浜での開催ですが、多くの先生方にお集まりいただき、実りある学術週間になることを全学会関係者一同祈願いたしております。

JDDW 2010　運営委員会委員長　林　　紀夫