JDDW 2023 (Japan Digestive Disease Week 2023) KOBE

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運営委員長挨拶

2023年度日本消化器関連学会(JDDW 2023)の開催に際して

2023年11月2日(木)~5日(日)の4日間の会期で、神戸コンベンションセンターにおいて、第31回日本消化器関連学会(JDDW 2023)を開催します。一般プログラムは3日間で、4日目は教育講演のみとなります。JDDW 2023では、第65回日本消化器病学会大会、第106回日本消化器内視鏡学会総会、第27回日本肝臓学会大会、第21回日本消化器外科学会大会、第61回日本消化器がん検診学会大会が開催されます。

JDDWは1993年に第1回日本消化器関連学会週間 DDW-Japan 1993として誕生し、年々参加人数が増えて2012年には参加者が20,000人を超え、2014年に現行の参加5学会となり、日本有数の大規模な学術集会になっています。消化器関連領域の多様な診療科の医師や研究者、医療スタッフが一堂に会することで、専門分野だけでなく他領域も含めた幅広い分野の最新の知見や取り組みの情報を提供してきました。

JDDW 2023では、各学会が協力して企画するプログラムの一つである「統合プログラム」として、消化器医療における性差や肥満関連消化器疾患、内視鏡診療と外科手術のコラボレーション、臨床研究の支援・実施体制、バイオインフォマティクス、最新の診断モダリティをテーマに取り上げます。また、有志による「日本消化器病学女性医師・研究者の会」が2002年からJDDW会期中に開催してきた集会を引き継ぎ、2018年からJDDWの委員会企画となった「女性医師・研究者プログラム」では女性医師キャリア形成におけるSNSの活用について討議します。さらに、「医療セミナー」として医師の働き方改革、「メディカルスタッフプログラム」として病病連携・病診連携、緩和医療における多職種連携を取り上げます。また、韓国のKDDW、台湾のTDDWとの合同シンポジウムである “The 7th Joint Session between JDDW-KDDW-TDDW 2023”が開催され、アジアとの連携を重視した “International Session”と“Strategic International Session”も各学会で企画されておりますので、海外から多くの参加者が来日されるものと期待しております。

2023年もハイブリッド開催となることが決定しておりますが、十分な感染対策を講じて、対面での発表・討議の醍醐味もご堪能いただければと存じます。我が国が誇るこの学術集会が実りあるものとなりますよう、皆様のご協力を得て、準備して参りたいと存じます。皆様のJDDW 2023へのご参加を心よりお待ちしております。

JDDW 2023 運営委員会 委員長 名越 澄子
第65回日本消化器病学会大会 会長 名越 澄子
第106回日本消化器内視鏡学会総会 会長 塩谷 昭子
第27回日本肝臓学会大会 会長 島田 光生
第21回日本消化器外科学会大会 会長 大段 秀樹
第61回日本消化器がん検診学会大会 会長 日山  亨
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