JDDW 2026 (Japan Digestive Disease Week 2026) KOBE 会期:2026年11月5日(木)~11月7日(土)、会場:神戸コンベンションセンター

運営委員長挨拶

2026年度日本消化器関連学会(JDDW 2026)の開催に際して

2026年11月5日(木)~11月7日(土)の3日間、神戸コンベンションセンターにおいて、第34回日本消化器関連学会(JDDW 2026)をハイブリッド形式で開催します。

JDDWは、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会、日本消化器外科学会の4つの構成学会と日本消化器がん検診学会(参加学会)からなる消化器病領域の日本最大級の組織であり、JDDW 2026では、第68回日本消化器病学会大会、第112回日本消化器内視鏡学会総会、第30回日本肝臓学会大会、第24回日本消化器外科学会大会、および第64回日本消化器がん検診学会大会が開かれます。JDDWは1993年に第1回が開催され、2024年には参加者24,300人にも及ぶ日本有数の大規模な学術集会になっています。消化器関連領域の多様な診療科の医師や研究者、医療スタッフが一堂に会することで、専門分野だけでなく他領域も含めた領域横断的な幅広い分野の最新の知見や医療技術の情報を発信してきました。

JDDW 2026では、各学会が協力して企画するプログラムの一つである「統合プログラム」として、遺伝性疾患に伴う消化器癌、高齢者消化器病診療、低侵襲治療の進化と功罪、ビッグデータ利活用、アルコールと消化器疾患、再生医療の現状と未来、を取り上げます。

また「医療セミナー」として「コスト圧力時代の病院運営と診療戦略」について討議します。さらに、「女性医師・研究者プログラム」では「ダイバーシティ&インクルージョンを踏まえた医療者の将来像」を、「メディカルスタッフプログラム」では、「多職種で取り組む消化器領域における医療安全」および「メディカルスタッフのキャリアプランを考える」を取り上げます。また、アジア・欧米諸国との連携を重視した “International Session” と “Strategic International Session” も各学会で企画され、海外から多くの演者を招聘しております。

今回のJDDWは、外科の会長が5名中3名という特徴もあります。消化器病はいまだ多くの疾患において、内科と外科の連携はもちろん、放射線科、病理、リハビリテーション、などの多くの診療科の医師および医療関係者の連携が重要です。このように様々な医療従事者が集うJDDWが、さらに充実したものとなりますよう、皆様のお力添えを得て、準備して参りたいと存じます。皆様のJDDW 2026へのご参加を心よりお待ちしております。

JDDW 2026 運営委員会 委員長 海野 倫明
第68回日本消化器病学会大会 会長海野 倫明
第112回日本消化器内視鏡学会総会 会長石原  立
第30回日本肝臓学会大会 会長波多野悦朗
第24回日本消化器外科学会 会長上野 秀樹
第64回日本消化器がん検診学会大会 会長三上 達也

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