JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

司会の言葉

ワークショップ 9

10月28日 14:00~17:00 第13会場

公募

W9
肝疾患における免疫病態の解明と治療応用
司会 考藤達哉 国立国際医療研究センター・肝炎・免疫研究センター
大平弘正 福島県立医大・消化器内科
本ワークショップでは,さまざまな肝疾患(ウイルス性肝炎,自己免疫性肝疾患,アルコール性肝疾患,非アルコール性脂肪性肝疾患,代謝性肝疾患,肝硬変,肝細胞癌など)における病態を免疫学的側面から解明し,さらに臨床応用につなげようという研究を対象とする.自己を非自己から防御するため生体が備えてきた免疫という営みにおいて,肝は極めて重要な役割を担っており,さまざまな免疫応答が肝において日常的に惹起していることはよく知られている.しかし,肝における,あるいは腸管など他部位における免疫応答の破綻がどのように肝疾患の病態形成に関与しているのかについて,まだ十分に解明されているとは言えない.wetな実験による基礎的なアプローチだけではなく,臨床的な,さらに疫学的なアプローチなど,さまざまな方面から肝疾患の免疫病態を明らかにしようとする意欲的な演題の応募を期待している.

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