JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

司会の言葉

ワークショップ 8

10月28日 9:30~12:00 第6会場

公募・一部指定

W8
進行肝癌の薬物治療の課題と展望
司会 金子周一 金沢大大学院・情報開発医学
土谷 薫 武蔵野赤十字病院・消化器科
進行肝癌の薬物治療では全世界的に複合免疫療法が1次治療として推奨されているが2次治療以降の薬剤選択についてのエビデンスは存在しない.また分子標的薬治療奏功例におけるconversion therapyについてはどのタイミングでRFA・TACE・切除いずれかが選択されるかについての明確な指標は存在しない.複合免疫療法が1次治療となった現在,がん遺伝子のみならずtumor microenvironment やetiologyが注目され,また有効性や安全性について,様々な組み合わせのsequential 療法の実臨床成績が求められている.本ワークショップでは進行肝癌の薬物治療における最新の治療成績,個別化された効果的なsequential治療の理論と治療成績,conversion therapyを見据えた治療戦略などについて最新の基礎的・臨床的な知見を披露いただき,現状の課題と将来展望について議論したい.

Back to top