JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

司会の言葉

ワークショップ 1

10月27日 9:00~11:20 第1会場

公募

W1
術後再建腸管例における胆管結石治療-アプローチ法を含めた治療戦略
司会 田中聖人 京都第二赤十字病院・内科
潟沼朗生 手稲渓仁会病院・消化器病センター
術後再建腸管例における胆管結石の治療は目覚ましい発展を遂げている.従来は,経皮経肝的治療が主に選択されてきた.しかし,小腸内視鏡の登場や様々なデバイスの進歩により,術後再建腸管例に対しても内視鏡的なアプローチが可能となり,その有用性が多く報告されている.さらに,EUSを用いた胆管へのアクセスが可能となり,経消化管的に結石の治療が可能となってきている.このように,術後再建腸管例における胆管結石には,経皮的,内視鏡的,経消化管的なアプローチ法が存在するが,いずれの方法も長所・短所が存在し,どの治療法を選択するかについては明確なエビデンスは存在しない.重要なのは様々な再建法や患者の状態に応じて安全な方法を選択し,確実な治療成績をあげることである.本ワークショップでは,術後再建腸管に対するアプローチ法の選択,結石の除去法などの治療戦略について最新の知見を報告いただき,今後の最適な治療法選択に繋がる議論をしたい.多くの演題応募を期待する.

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