JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

司会の言葉

シンポジウム 7

10月28日 14:00~17:00 第1会場

公募・一部指定

S7
大腸癌に対するロボット支援下手術の手技と治療成績
司会 石原聡一郎 東京大大学院・腫瘍外科学
竹政伊知朗 札幌医大・消化器・総合,乳腺・内分泌外科
本邦において直腸癌に対するロボット手術が行われようになって10年が経過し,手術ロボットや手技の普及により直腸癌ロボット手術の件数は急速に増加している.直腸癌ロボット手術の利点に関しては臨床試験に基づく明確なエビデンスがない中で,多くの外科医が経験の蓄積とともにロボット手術のアドバンテージを実感している.その一方でロボット手術が適さない症例やピットフォールに関しては十分な注意が必要である.本シンポジウムでは直腸癌ロボット手術に関する経験,成績をご発表いただくとともに,安全に手術を行うためにはどのような注意や工夫が必要かを示していただきたい.また今後は結腸癌に対してもロボット手術が行われるようになることが見込まれるが,結腸癌手術においてロボットに期待されるメリットは直腸癌手術におけるメリットとは異なっていると考えられる.結腸癌ロボット手術の経験がある施設には今後の展望について論じていただきたい.

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