JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

司会の言葉

パネルディスカッション 7

10月27日 9:00~12:00 第13会場

公募

PD7
自己免疫性肝疾患の病態解明と治療戦略
司会 井戸章雄 鹿児島大大学院・消化器疾患・生活習慣病学
榎本信幸 山梨大・消化器内科
自己免疫性肝疾患としては古典的には自己免疫性肝炎(AIH),原発性胆汁性胆管炎(PBC),原発性硬化性胆管炎(PSC)の病態解明を目指した基礎研究,また診療ガイドラインの作成につながる疫学研究および臨床研究が精力的に行われているが,診断に苦慮する症例や重症例・進行例に対する治療などの臨床的課題も多く残されている.また,近年,IgG4関連疾患,免疫チェックポイント阻害剤によるirAEなど新たな病態や疾患が注目されるようになった.本パネルディスカッションでは,これらの種々の肝臓を場とした自己免疫現象の背景にある根本原因についての基礎的研究の進歩,そしてそれらに基づく臨床的な病態理解,診断・治療法などについて幅広い演題を募集し,今後の自己免疫性肝疾患の病態解明および診療への展開を見据えた議論を行いたい.

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