JDDW2022 (Japan Digestive Disease Week 2022) FUKUOKA

司会の言葉

パネルディスカッション 2

10月27日 9:00~12:00 第6会場

公募

PD2
下部消化管における最新の内視鏡診断と治療テクニック:確立された方法から私の工夫まで ≪ビデオ≫
司会 斎藤彰一 がん研有明病院・下部消化管内科
浦岡俊夫 群馬大・消化器・肝臓内科
近年の内視鏡機器・デバイスおよび技術の進歩により,大腸内視鏡の診断精度と治療成績は明らかに向上している.画像強調や拡大・超拡大内視鏡の登場は,存在診断・質的診断の進歩に大きく寄与してきたが,グローバル化を含めた広い普及にはまだ課題が残る.市販化されて久しい超音波内視鏡には,ESD時代の術前診断ツールとしての再評価が求められる.また,AIによる診断支援ソフトの登場にて内視鏡診断の新たな時代の幕開けを迎えた.先進施設において早期癌の標準治療の一つとなったESDにおいては,使用デバイスや治療ストラテジーは各施設・術者ごとで異なり,手技的困難症例への対応も様々である.また,一部の施設では,従来のEMRのより安全性と確実性を求めた結果,cutting EMRやunder water EMRが実施されている.本パネルディスカッションでは,明日からの大腸内視鏡診療に役立つような“そこが知りたかった!”内視鏡診断・治療テクニックについて動画を用いながら広く発表していただきたい.

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