Close
メディカルスタッフプログラム2(JDDW)
11月3日(土) 14:00~17:00 第11会場:ポートピアホテル南館 トパーズ
MS2-9指
当内視鏡部におけるチーム医療―内視鏡技師の立場から―
志賀 拓也1, 田中 大夢1, 大圃 研1
1NTT東日本関東病院・内視鏡部
【背景・目的】低侵襲の視点で急激な進歩を遂げた内視鏡検査・治療領域は,高度先進医療の代名詞と言っても過言ではなく,現場では医師と専門知識を有するスタッフによるチーム医療が求められてきている.また,当院は国際病院評価機構(Joint Commission International : JCI)認定施設であり,医療の質と安全を担保するため高い基準を設けている.ESDを始めとする治療内視鏡・検査も年々増加する中,2016年より業務支援として内視鏡部専任の内視鏡技師を配置し業務改善を図った.
【業務支援】1.臨床業務では主に術前内視鏡,治療内視鏡,超音波内視鏡等の特殊検査・治療介助.2.保有スコープの保守管理・メンテナンス.3.在庫管理.4.技術指導として新規配属スタッフへのハンズオントレーニングや講義.
【結果・考察】1.特殊検査・治療においては,一般検査と異なり状況に応じた対応が求められ,準備からトラブルの対応まで円滑な手技のサポートが可能となった.特に内視鏡治療に欠かせない高周波装置に関しては,治療中の設定アドバイザー他,基本設定の検討に関わる等,専門知識が大いに活用された.2.保守点検項目では,すべての保有スコープに対し月1回メンテナンス実施することで,故障や不良の早期発見が可能となった.これにより修理回数の増加は見られたが,修理金額が高額となる大きな故障は減少し,結果的に修理金額自体も減少させることができた.故障原因で比較すると,人的損傷であるピンホール,レンズ等の破損が減少した.3.在庫管理では数量統制法で算出された適正在庫を求め運用を行っている.導入前後を比較すると,1,326,000円の過剰在庫を削減することができ,欠品率においても2.3%に留まっている.4.初学者に対し講義を実施した後,実技のハンズオンを行うことで,根拠に基づいた技術の習得が可能となった.技術のバラつきを是正し,スタッフ間の知識共有に役立っている.
【結語】専門性を持った専任技師の配置は,円滑な手技のサポート,保守管理,スタッフ教育に有用である.
索引用語 1:チーム医療
索引用語 2:内視鏡技師
ページの先頭