14日 9:00-12:00 第7会場
公募・一部指定
大村 健二 | 上尾中央総合病院・外科 |
鍋谷 圭宏 | 千葉県がんセンター・消化器外科(食道・胃腸外科) |
外科医にとって周術期管理は最も自分の流儀を譲れないところである.たとえそれが先輩医師からの「言い伝え」であっても,これまでそれで問題はなかったと感じていれば,従来のやり方を変更することに抵抗を感じる外科医は少なからず存在する.しかし,日中は手術や外来業務などに忙殺される外科医にとって,術後侵襲からの円滑な回復,身体機能低下の可及的な防止にチーム医療は大きな味方となる.適切な栄養管理は周術期管理の中心であり,ERASプログラムにも栄養管理,看護,理学療法,薬物治療などの要素が含まれている.すなわち,多職種が情報を共有して有機的に活動するNSTは,適切な周術期管理に最適なチームと言える.現在,NSTは周術期管理にどの程度関与しているのであろうか.また,理想的な将来像はどのようなものであろうか.様々な職種の目線から発表いただきたい.
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