ワークショップ 9

4日 14:00-17:00 第2会場

公募

B型肝炎治療のアップデート
司会 田中榮司 信州大・消化器内科
  岡本宏明 自治医大・ウイルス学
B型肝炎の抗ウイルス薬として核酸アナログとPeg-IFNが使用されている.核酸アナログは経口薬で副作用も少なく有効率も高いことから広く使用されている.近年,テノホビルの使用が可能になり,エンテカビルと並んで第一選択薬となった.しかし,その使い分けについては必ずしも明らかにされていない.Peg-IFNは治療期間が限定され,有効例ではdrug freeとなるが,有効率が必ずしも高くない.このため,有効例を予測する因子の同定が重要である.核酸アナログとPeg-IFNの組合せによる治療は両者の相乗効果が期待され,Sequential治療やAdd on治療が試みられている.しかし,その有用性については必ずしも評価は一定していない.HBVの完全駆除には肝細胞核内のHBV cccDNAの破壊が必要であり,近年,この創薬研究も進行中である.本ワークショップではB型肝炎治療について,新しい試みを紹介する演題を期待する.

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