パネルディスカッション 16

5日 9:00-12:00 第11会場

公募

分子標的薬は消化管癌患者の予後を改善しているか?
司会 篠村恭久 市立池田病院・消化器内科
  窪田敬一 獨協医大・2外科
近年,GISTや大腸癌,胃癌などの消化管癌において分子標的薬が用いられるようになり治療成績が向上している.しかし,遺伝子異常のタイプの違いにより同じ癌腫でも分子標的薬が効く症例と効かない症例があり,また,分子標的薬が実臨床で未だ用いられていない癌腫もある.また,分子標的薬単独では効果が弱く従来の抗がん剤と併用して用いられる場合も多く,従来の抗がん剤との併用を含めて分子標的治療による完全治癒はまれである.これらの問題を克服するため,新規分子標的薬や効果予測のバイオマーカー開発,分子標的薬を用いたconversion therapyの研究などが行われている.本パネルディスカッションでは,消化管癌の分子標的治療の現状および予後改善を目指した新規治療法,バイオマーカー開発などを発表していただき,分子標的薬を用いた消化管癌の治療戦略について討議したい.

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