24日 14:00-17:00 第1会場

公募・一部指定

パネルディスカッション 7

進行肝癌の集学的治療:予後とQOLの観点から
司会 具 英成 神戸大大学院・肝胆膵外科学
  工藤正俊 近畿大・消化器内科
本邦では進行肝癌に対してはTACE,動注療法などの経動脈的治療や外科手術を軸とした集学的治療が施行されてきたが分子標的薬の導入により治療戦略は新たな展開を示している.特にRCT, EBMの観点からは欧米では分子標的薬が第1選択として位置づけられているが予後の改善は3ヵ月程度で,進行肝癌の治療に携わる医師,患者を十分説得できる効果ではない.そもそも進行肝癌は血管侵襲や多発肝内転移,リンパ節または他臓器転移など病態は多様であり,このような症例群に多彩な治療法をどのように組み合わせるべきか明確になっていない.本パネルディスカッションでは各施設のこれまでの治療成績に基づき,進行肝癌の病態別に見た現時点での最善の初療およびその後の集学的治療について予後,QOLの観点ならびに医療経済を加味して議論を深めたい.

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