26日 14:00-17:00 第8会場

公募・一部指定

パネルディスカッション 16

腹腔鏡下肝切除のコンセンサス
司会 高山忠利 日本大・消化器外科
  若林 剛 岩手医大・外科
腹腔鏡下肝切除が保険収載されて2年以上が経ち,徐々にではあるが広く普及して来ている.2014年の10月4日と5日には盛岡市で第2回腹腔鏡下肝切除術 国際コンセンサス会議が開催され,海外での現状やランダム化比較試験の結果,major hepatectomyの短期及び長期成績などが議論される予定である.本パネルディスカッションでは,各施設から本術式の短期・長期成績をご提示頂き,開腹肝切除との違いを論じて頂きたい.また,肝細胞癌や肝転移治療の中で本術式をどう位置づけ,低侵襲肝細胞癌治療としてラジオ波治療とどのように使い分けるのか?さらに,本術式を安全に施行するための工夫や標準化への試み,シミュレーションとナビゲーションの役割等をお示し頂きたい.最後に本術式の安全性と有用性を示すランダム化比較試験は可能であるか,可能であるとすればどうすれば良いかを議論したいと思う.

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