消化器内視鏡学会 特別企画1

12日 9:00-12:00 第6会場

胃癌模擬カンファランス−診断と治療方針決定から術後評価まで−
≪アンサーパッド≫

指定

  司会 比企直樹 がん研有明病院・消化器外科
    後藤田卓志 東京医大・消化器内科
胃癌症例に対しては、治療担当者が治療ガイドラインを参照することで癌の進行度に応じた標準的な治療法が施行されるようになった。しかし、技術革新によって治療法は日々進歩している。つまり、患者のみならず医療関係者にとっても治療法の多様化は治療法選択にあたって臨床現場を悩ませる場合がある。早期胃癌に限っても、同一施設における医師個人によって治療法の適応が異なる場合も出てきている。外科手術なのか内視鏡切除なのか?外科手術なら郭清範囲は?腹腔鏡下なのか開腹なのか?内視鏡切除はEMRでいいのか?ESDを選択するべきか?そこで本企画では、術前診断から治療方針の選択、さらには病理結果を加味した術後の対応までの過程を模擬カンファランスとして相方向で議論したい。内科、外科、放射線科、病理に関わらず会場を一つの医局と考えて積極的に参加いただき、診断技術から治療方針の決定までの考え方を共有したい。