シンポジウム18

13日 9:00-12:00 第1会場

食道表在癌、早期胃癌に対するESDの長期予後

公募

  司会 小山恒男 佐久総合病院・胃腸科
    小田一郎 国立がん研究センター中央病院・消化管内視鏡科
食道・胃ESDは、手技的にはほぼ確立し、標準治療の一つとして実臨床に根付いてきているが、その長期成績の解析は十分とは言えない。本シンポジウムでは、ESD施行から食道では3年、胃では5年以上経過した時点での長期成績に関する成績より、その有効性や問題点を討議したい。応募に際しては、食道、胃のいずれかにしぼり、食道癌では深達度EP-LPMを適応、MM-SM1を相対適応、SM2以深を適応外、胃癌では胃癌治療ガイドライン2010年改訂第3版に従い絶対適応、適応拡大、これ以外の適応外に分け、局所遺残再発、リンパ節転移、遠隔再発、異時性多発癌、異時性他臓器癌、生存率等の長期成績について呈示頂きたい。信頼性の高い検討には少なくとも90%以上の追跡率が望まれる。追跡率、経過観察期間を明記した、質の高い報告を期待する。