パネルディスカッション9

11日 14:40-17:00 第2会場

原因不明消化管出血の診断と治療
―顕在性(Overt) vs 潜在性(Occult)

公募

  司会 荒川哲男 大阪市立大大学院・消化器内科学
    中村哲也 獨協医大・医療情報センター
原因不明消化管出血(OGIB:obscure gastrointestinal bleeding)の日本における定義は、「上部および下部消化管内視鏡検査を行っても原因不明の消化管出血」である。それは顕在性(Overt)と潜在性(Occult)に大別され、Overtにはongoingとpreviousが含まれる。近年、カプセル内視鏡(CE:capsule endoscopy)とバルーン内視鏡(BAE:balloon assisted endoscopy)がひろく普及してきたことにより、OGIBの病態が徐々に解明されてきた。しかし、これまではOvertとOccultが区別されずに検討されることが多く、CEとBAEの使用法についても施設間で大きな差があった。そこで今回は、OGIBの診断と治療についてOvertとOccultとを厳密に区別した上で検討し、血管性、腫瘍性などの病態別にCEとBAEの有用性について討議したい。