パネルディスカッション15

22日 14:00-17:00 第6会場

食道癌に対する内科的治療と外科的治療の接点

公募

  司会 安藤暢敏 東京歯大市川総合病院・外科
    村上雅彦 昭和大・消化器・一般外科
本邦における食道癌治療は半世紀近くにわたり,外科手術が第一選択とされ圧倒的に外科主導で行われてきた。近年,内視鏡治療や化学放射線療法などの非外科的治療の発達,普及に伴い,食道癌治療は著しく多様化し,治療選択肢も増え治療の個別化が急速に進んでいる。外科手術も内視鏡下手術導入による低侵襲化が推進されている。これら内科的治療と外科的治療のrationaleを踏まえ,それぞれのメリット・デメリットを考慮し,いかに組み合わせあるいは棲み分けて,より効果的な治療戦略を構築するかについて,内視鏡医,腫瘍内科医,消化器外科医,それぞれの立場から論じていただきたい。