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13日 / 9:00-12:00 第9会場
ワークショップ 3慢性胆管障害からの発癌:早期発見・早期治療を目指して
PSC,肝内結石症,膵胆管合流異常などの胆道系疾患では慢性炎症とそれに伴う障害と修復の繰り返しを基盤にして発癌することが広く知られている.最近この癌化のプロセスに関する研究が進み,アラキドン酸カスケードの活性化因子であるCOX-2,プロスタグランジンE2や受容体,p16,p53,c-met,CDX2,erbB2などの遺伝子および遺伝子関連因子などの関与が明らかにされ,診断や治療への応用が期待されている.一方臨床の現場では最近進歩の著しいCT,MRI,超音波,胆道鏡などの画像診断を中心にfine needle aspiration cytologyや腫瘍マーカー,遺伝子診断なども参考にして診断側の努力が重ねられているが,早期発見と正確な進展度診断はいまだに困難である.本ワークショップではこの領域の最新の知見を紹介いただき今後の方向性を議論したい. |
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