運営委員長挨拶


2009年度日本消化器関連学会週間(JDDW 2009)の開催に際して

このたび平成21年10月14日から17日までの4日間、国立京都国際会館、グランドプリンスホテル京都にて、第78回日本消化器内視鏡学会総会(工藤進英会長)、第13回日本肝臓学会大会(溝上雅史会長)、第47回日本消化器がん検診学会大会(春間賢会長)、第40回日本消化吸収学会総会(藤山佳秀会長)、そして第51回日本消化器病学会大会(千葉 勉会長)の合同による、JDDW 2009を開催する運びとなりました。

今回も各会長のもと、シンポジウム24、パネルディスカッション27、ワークショップ27を始め、83の主題テーマにより、消化器の全域をもれなくカバーするように企画しました。

幸い本年も一般演題として1,949題、主題演題として1,697題、合計3,646題の応募があり、一般演題1,919題、主題演題942題、合計2,861題が採用され発表がおこなわれます。

JDDWが始まった理由として、一つには消化器病の医療医学が非常に進歩し、その結果各分野の専門分化が進んで行くのに伴って生じる弊害を修正するために、異なる消化器病分野の医師、研究者が一同に会する機会が必要である、という意図があったと聞き及んでいます。またもう一つには、わが国ではあまりにも学会が多いために、これを何とか統合してできるだけ少なくしていこうという意図もありました。特に後者については、近年私達の医療現場がより一層多忙を極めるようになり、学会などに出かけにくくなった現在、非常に重要な課題となっています。こうした目標を達成するために、このように限定された期間に最新の知見を効率的に討議し、習得して、今後の医療の発展、日常診療の向上に役立てるようにすることは大切です。このため各学会間で色々と相談しあってプログラムを作成してまいりました。しかしながら上述のように、主題数も極めて多く、また演題数も多数にのぼっておりますために、テーマの重複、あるいは学会場の時間、場所の設定などに至らない点が多々生じているのではと危惧しております。この点については、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

今回は10月の京都ということで、季節も非常に良い時期に開催できますことは、関係者一同大変うれしく思っております。どうぞ実りある学会とともに、「京都の秋」も存分に楽しんでいただきますよう、全学会関係者一同念願いたしております。


JDDW 2009 運営委員会委員長 千葉   勉
第51回 日本消化器病学会大会 会長 千葉   勉
第78回 日本消化器内視鏡学会総会 会長 工藤 進英
第13回 日本肝臓学会大会 会長 溝上 雅史
第47回 日本消化器がん検診学会大会 会長 春間   賢
第40回 日本消化吸収学会総会 会長 藤山 佳秀


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