会長:中島正継
第76回日本消化器内視鏡学会総会   
会長 : 中島正継   
(京都第二赤十字病院・消化器科)  

 
  この度JDDW2008における第76回日本消化器内視鏡学会総会の会長を拝命致しましたが、伝統ある学会の会長として大変に光栄に存ずるとともに、身の引き締まる思いを致しております。本総会の会期は2008年10月2日(木)〜4日(土)の3日間ですが、丹羽寛文理事長を始め、理事、名誉会員、功労会員、支部長、評議員、プログラム委員、および多くの会員の皆様のご指導を頂きながら、実りある総会にしたいと思っております。
   近年の消化器内視鏡学の発展は誠に目覚しく、今日では内視鏡の及ばない消化器領域は無くなり、診療内容も新しい機器や手技の開発によって益々進歩・多様化しています。それに従って、本学会の規模も年々大きくなり、現在では消化器関連学会でも最大の会員数を誇るに至っています。
   この様な状況を反映すべく、本総会では27にも及ぶ主題(シンポジウム、ワークショップ、パネルディスカッション、ビデオシンポジウム、特別企画)を準備し、参加の方々に(1)種々の領域の内視鏡診療に関する現状と問題点、(2)内視鏡診療の安全性(偶発症の予防と対策)、(3)内視鏡センターの必要条件と内視鏡教育の在り方、(4)消化器系の救急医療、化学療法、医原病に対する内視鏡の意義、等の多方面に渡る最先端の知識や技術に関する情報を得られるように工夫しています。
   是非とも、多くの皆様にご参加頂きますようにお願い致します。