会長挨拶

DDW-Japan 2004
第35回日本消化吸収学会総会

会長  大槻 眞(産業医科大学医学部第3内科学)
写真

第35回日本消化吸収学会総会を担当させて頂く栄誉を賜り心から感謝致しております。第35回日本消化吸収学会総会は、2004年10月21日から24日に福岡で開催されます日本消化器関連学会週間(DDW-Japan 2004)に参加する形で、後半の23日(土)と24日(日)の2日間を予定しております。

主題は、「臨床の場での疑問を研究で解決する」、「基礎的研究をもとに臨床へ応用する」を念頭において、プログラム委員をはじめ、日本消化吸収学会会員の先生方のご支援とご協力を得、さらに他学会との整合性を踏まえて決定させて頂きました。

特別講演では、日本消化吸収学会理事長 荒川泰行 教授に御講演を賜ることにしております。シンポジウムとワークショップでは他学会と共通の接点を持つ「慢性肝障害時の栄養管理」、「腸疾患における消化吸収異常とその対策」、「消化管ホルモンと消化吸収に関する新しい展開」、「膵炎・膵切除における栄養管理の諸問題」、「生体侵襲時における経腸栄養の新しい試み」取り上げを取り上げ、消化吸収学会が主催となるものの、全て他学会との合同とし、消化吸収学会の新たな飛躍をめざしました。

日本消化吸収学会はDDW-Japan 2004に参加している他の4学会とは異なり、年1回のみの開催であることから、一般演題の一部はプレナリーとして口演発表して頂くことにしております。多数演題を応募して頂きたくお願い申し上げます。

本学会の企画やプログラム作成に際しましては、学会役員をはじめ、特にプログラム委員の先生方に多大の御支援を賜りました。ここに記して厚く御礼申し上げます。
実り多い消化吸収学会総会になりますよう、多くの先生方のご参加と活発なご討論を心から御待ち申し上げております。