ワークショップ 6

3日 14:40-17:00 第7会場

公募

機能性消化管疾患の診断と治療における内視鏡の役割
司会 岩切勝彦 日本医大・消化器肝臓内科
  永原章仁 順天堂大静岡病院・消化器内科
我が国の内視鏡診療は器質的疾患(癌,潰瘍など)の診断・治療を通じて進歩し,その診断学,治療技術は世界をリードしている.一方,内視鏡検査にて明らかな異常所見がないにも関わらず辛い症状を有する機能性消化管障害(FGIDs)は多くの患者が存在する.FGIDsは良性疾患であるがQOLを著しく低下させることから,病態の解明,診断,治療法のさらなる発展が待たれる.残念ながらFGIDsに対する内視鏡の役割は,現状では器質的疾患の除外に過ぎない.内視鏡がFGIDsの病態解明,診断にどこまで迫れるのか,また内視鏡は治療法選択に寄与できるのか,課題は山積している.本ワークショップでは,FGIDs診療での内視鏡の役割について,幅広くディスカッションを行いたい.斬新な視点での,多くの演題応募を期待している.

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