ワークショップ 16

5日 9:00-12:00 第2会場

公募

消化器領域におけるIgG4関連疾患の病態
司会 神澤輝実 がん・感染症センター都立駒込病院・内科
  内田一茂 関西医大・3内科(消化器肝臓内科)
Yoshidaらにより1995年に自己免疫性膵炎の疾患概念が提唱され,2001年にHamanoらがIgG4の関与を報告したことから,自己免疫性膵炎は広く世に知られるものとなった.その後Kamisawaらの報告により本疾患は膵臓のみならず全身疾患であることが報告され,現在では1型自己免疫性膵炎はIgG4関連疾患の膵病変と捉えられ,IgG4関連疾患は様々な診療科にまたがる疾患となっている.さらに消化管を始めとするIgG4関連疾患の症例報告も見受けられるようになり,IgG4関連疾患の消化管病変が存在するのか全国調査が行われている.しかしながらIgG4関連疾患の病態については十分に解明されておらず,未だ不明な点が多く残されている.本ワークショップでは,発症メカニズム,消化器領域におけるIgG4関連疾患の実態,治療,再燃,自然経過,長期予後について最新の知見を広くご発表いただき,消化器領域のIgG4関連疾患の病態解明に向けた議論をしたい.

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