ワークショップ 14

4日 9:00-12:00 第10会場

公募・一部指定

消化器外科解剖の3Dシミュレーション
司会 川崎誠治 順天堂大・肝胆膵外科
  矢永勝彦 東京慈恵会医大・外科
消化器外科の実臨床では,かつて手術に関した解剖は手術アトラスなど教科書から局所解剖の基礎知識を習得し,個々の症例で過去の経験を元に手術室で,また時には動物実験によって,術中のon the job trainingで局所解剖を学んだ.その手法は手術チームに経験豊富な外科医がいれば問題は少ない一方,新規手術,特に2D画面で触診不能,かつ鉗子の操作が支点によって制約される特徴を持つ腹腔鏡下手術の導入時などで,その限界は明らかであった.しかし,近年の医用画像検査の目覚ましい進歩により,それまでの2D画像は3D画像へと置き換わりつつあり,また3Dプリンターの使用も含め術前に様々な方向から局所解剖ならびに病変と周辺の重要脈管との位置関係が立体的に把握できるようになってきた.本ワークショップではそのような外科解剖の3Dシミュレーションに関する最新の知見をご発表いただき,その有用性を明らかにしていただきたい.

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