シンポジウム 3

4日 9:00-12:00 第2会場

公募・一部指定

直腸癌に対する治療戦略
司会 渡邊昌彦 北里大・外科
  前田耕太郎 藤田保健衛生大・下部消化管外科
直腸癌の外科治療では,予後の改善に加えてQOLを保つ術式も必要となる.最近では括約筋間切除(ISR)によってストーマを避ける術式も行われている.また腹腔鏡を用いた直腸癌手術では,視野の不良な小骨盤では良好な拡大視効果が得られると報告され,近年ではロボット手術も行われている.さらに放射線(化学)療法も併用した治療も報告されている.神経温存手術や側方郭清の意義,超低位前方切除での排尿・排便・性機能について,あるいは術前後の補助化学療法も含めて数多くの議論があると思われる.そこで最近の直腸癌の治療戦略について第一線の演者より,ご講演をお願いしたい.

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