ワークショップ7

10日 9:00-12:00 第12会場

消化器疾患と性差

公募

  司会 峯 徹哉 東海大・消化器内科
    名越澄子 埼玉医大総合医療センター・消化器・肝臓内科
男女における遺伝子、性ホルモン、環境の違いが、生理機能や疾病の病態、治療における男女間の反応性の違いを生じ、医学・医療における「性差」を生んできた。この「性差」は特に妊娠、更年期などのライフステージにおいて変化することが知られている。近年、我が国でもライフステージに応じた性差を考慮する“性差医療”が注目されている。2010年、「循環器領域における性差医療に関するガイドライン」が関連する18学会からなる合同研究班により作成された。消化器疾患領域でも「性差」の意義が明らかになりつつあり、その解明を目指した基礎・臨床研究も行われている。本ワークショップでは、消化管・肝胆膵疾患における性差医療に繋がる疫学研究や臨床的知見、および性差を基盤とした斬新な視点からの基礎・臨床研究の成果を発表していただきたい。多方面からの多くの応募を期待する。