パネルディスカッション13

11日 14:00-17:00 第7会場

チーム医療で提供する最善の肝臓病診療

公募・一部指定

  司会 加藤眞三 慶應義塾大・看護医療学部
    正木尚彦 国立国際医療研究センター・肝炎・免疫研究センター
現代医療は高度化、複雑化したがゆえに、医師、看護師、検査技師、薬剤師、栄養士、そしてメディカルソーシャルワーカーなど異職種間の協力があって始めて成り立つ。肝臓病の診療もその例外ではない。チーム医療の重要性は、日常診療の域にとどまらず、より積極的な患者サービスとして位置づけられている「肝臓病教室」の企画・運営等においても十分認識されている。さらに、視野を広げると、全国で展開されている肝疾患診療ネットワークの中核をなす拠点病院事業においても、研修会や市民公開講座の開催、さらには肝疾患相談センターの効率的な運営の遂行には、異職種間の協力が必要不可欠である。これらチーム医療への取り組みにおける現在の問題点は何か、どのように克服されうるか、そして、医療の質としての指標化や客観的評価はどうあるべきか等について、さまざまな視点から幅広く討論したい。チーム医療のアウトカムについて言及した発表を期待する。