パネルディスカッション1

10日 9:00-12:00 第2会場

B型肝炎再活性化の予知・予防そして治療

公募

  司会 横須賀收 千葉大大学院・腫瘍内科学
    田中靖人 名古屋市立大大学院・病態医科学
わが国のB型肝炎感染者は約150万人とも言われ、またいわゆる既往感染者は人口の20%以上を占めている。Covalently closed circular HBV DNAの残存から、HBV既往感染者であっても体内からHBVの完全排除は難しいと考えられる。HBV感染者・既往感染者からのB型肝炎再活性化は以前より血液疾患や移植患者で認められていたが、近年、リツキシマブやインフリキシマブなどの強力な免疫抑制剤や分子標的薬を含めた各種抗がん剤の使用により増加している。また、リウマチ疾患や炎症性腸疾患、自己免疫性疾患に対する免疫抑制療法に伴うHBV再活性化も一般臨床において注目されつつある。本パネルディスカッションでは、HBV再活性化の発症メカニズム、HBV関連マーカーやウイルス変異によるリスク、薬剤や疾患の種類によるリスクの大小、予知・予防が可能か、厚労省研究班ガイドラインの妥当性に関して、また治療の可能性・効果などに関する多くの報告を期待したい。