ワークショップ8

21日 9:00-12:00 第5会場

肝疾患と幹細胞−炎症、再生、発癌まで−

公募

  司会 河田純男 山形大・消化器内科
    汐田剛史 鳥取大大学院・遺伝子医療学
幹細胞は自律増殖能と多能性分化能を併せもち,個々の臓器・組織の再生現象を担っており,幹細胞の機能異常が病態に深く関わる疾患も報告されている。肝臓は高い再生能力を有し,その再生能力は肝幹細胞に依るところが大きく,重症肝炎,肝硬変においては,その病態に深く関与している。また,iPS細胞の発見を契機に,肝不全治療を目指した再生医療研究も活発である。一方,肝細胞癌において,肝癌幹細胞の存在が報告され,発癌,転移,抗癌剤感受性との関連が示唆されている。本ワークショップでは,肝疾患における幹細胞の意義と病態における役割,幹細胞を使用した治療及び治療研究,癌幹細胞の肝発癌や癌病態への関与,癌幹細胞を標的にした肝細胞癌治療及び予防などについて,臨床・基礎両面から広範囲の研究成果を応募していただき,活発な議論の中から,肝臓領域の幹細胞生物学と臨床医学の現状と展望を明らかにしていきたい。