ワークショップ1

20日 15:00-17:00 第1会場

肝細胞癌の診断および治療の工夫

公募・一部指定

  司会 高安賢一 国立がん研究センター中央病院・放射線診断科
    松﨑靖司 東京医大茨城医療センター・消化器内科
現在,肝細胞癌の診断,治療の進歩は著しく,すでに肝癌診療マニュアル第2版において,肝臓学会のコンセンサスに基づいた診断,治療のアルゴリズム2010が提唱されている。患者さんにとり,よりよき肝がんの診断,治療方法について,各施設で創意工夫がなされていると思われる。各施設による,肝癌診療ガイドライン2009から逸脱した各種画像診断,治療方法選択などの格差,治療後の評価,再発診断法の不揃いなどの問題がある。さらに,現在の包括払い方式(DPC)環境下において肝がん診療における問題も抱えている。これらを整理することから,患者さんにとり,よりよき肝細胞癌診療とはどのようなものか,新たなアプローチを広く披露して頂きたい。