パネルディスカッション18

22日 14:00-17:00 第12会場

新重症度基準からみた重症急性膵炎の診療

公募

  司会 下瀬川徹 東北大大学院・消化器病態学
    竹山宜典 近畿大・外科
2008年10月に急性膵炎重症度判定基準が18年ぶりに改訂された。旧基準は判定項目が多く複雑で,軽症例が重症と判定され,過剰な医療資源が投入される可能性や,判定項目にCTが含まれており,施設によっては重症度が判定できないなどの問題の指摘が改訂の背景にあった。改訂後3年が経過し,新基準を評価する時期にきている。新基準では,予後因子による判定と造影CTによる判定が独立して行われるようになったが,そのメリットはあるか? 新基準では中等症が削除されたが,その妥当性は? 造影CTを発症早期に用いることによって問題が生じていないか? 重症とされていたものが軽症と判定されることによる搬送基準などのガイドラインの見直しは必要か? 基準の改定により急性膵炎診療はどのように変わり,予後は本当に改善されたか? 本パネルでは,重症度判定基準の改訂による臨床現場の現況を分析し,問題点を明らかにして将来の改訂に向けた提言をしたい。