運営委員長挨拶
2008年度日本消化器関連学会週間(JDDW2008)の開催に際して
  平成20年10月1日より4日まで、東京のグランドプリンスホテル新高輪にて、第76回日本消化器内視鏡学会総会(中島正継会長)、第12回日本肝臓学会大会(三代俊治会長)、第46回日本消化器がん検診学会大会(吉原正治会長)、第39回日本消化吸収学会総会(三浦総一郎会長)、そして第50回日本消化器病学会大会(小俣政男会長)を開催いたす運びとなりました。
  今回も各会長のもと、シンポジウム31、パネルディスカッション23、ワークショップ20を始め、94の主題テーマにより、消化器の全領域をもれなくカバーするよう企画いたしました。
  幸い本年も一般演題として1691題、主題演題として1811題、合計3502題の応募があり、一般演題1666題、主題演題1074題、合計2740題が採用され、発表が行われます。
  消化器病の領域は広く、従って疾病の数および種類も多岐にわたっております。この複数の学会が同時に協調して会の運営にあたるという試みは、先行した米国のDDWと同じく、多数の方々に参加頂いてまいりました。
  日常の臨床は極めて忙しく、各々の学会に参加する事もままならない会員の先生方に、短期間に集中し、最新の情報から日常に役立つ手技の発表まで、各会長が協調してプログラム作成を行ってまいりました。
  しかし、大きな学会であるが故に、テーマの重複或いは学会場の設定等、工夫、努力の至らない事、多々あるかとは存じますが、何卒ご容赦、ご寛容の程、お願い申し上げます。
  消化器領域は難治の炎症性疾患、或いは癌と、苦しむ患者さんに真正面から相対峙している最大の医師集団が集う場と理解しております。その中から多数の演題を応募された会員の皆様、プログラム作成にご尽力頂いた各学会のプログラム委員の先生方、及び査読委員の先生方、また多大な業務量をこなして頂いた学会事務局にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
  JDDWは現在までに15回の開催を数えますが、第16回目にして初めて東京での開催になります。東京はここ数年、国際都市としての変革を遂げております。ここ品川は、古くて新しい町であります。
  本学会での活発な御発表、御討議を頂き、印象に残る“JDDW東京”でありますよう、全学会会長、共に希望いたしております。
 
JDDW2008 運営委員会委員長
 
小俣 政男
 
第50回 日本消化器病学会大会
会長
小俣 政男
 
第76回 日本消化器内視鏡学会総会
会長
中島 正継
 
第12回 日本肝臓学会大会
会長
三代 俊治
 
第46回 日本消化器がん検診学会大会
会長
吉原 正治
 
第39回 日本消化吸収学会総会
会長
三浦 総一郎