会長挨拶

DDW-Japan 2004
第68回日本消化器内視鏡学会総会を主催するにあたって

会長  幕内 博康(東海大学医学部外科学系消化器外科学)
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このたび福岡で開催されます2004年度DDW-Japanにおいて日本消化器内視鏡学会総会の会長を御下命賜り誠に光栄に存じます。丹羽寛文理事長はじめ理事評議員の先生方のご指導をいただき、プログラム委員の諸先生のご支援とご協力のもと、より魅力的な学会とすべく努力いたしております。

さてDDW-Japan 2004 では「個性と連帯」というスローガンを掲げております。第46回日本消化器病学会大会会長  沖田 極教授、第8回日本肝臓学会大会会長  清澤 研道教授、日本消化器集団検診学会大会会長  今村 清子博士、日本消化吸収学会総会、会長  大槻 眞教授とともにプログラム委員長として消化器病学の発展の一助となるべく連帯して良いプログラムを組みたいと考えております。5学会がそれぞれ個性を出すと共にお互いの不足分を補い合い、DDW-Japan 2004 として調和のとれたまとまったものとしていくつもりです。

日本消化器内視鏡学会総会では世界に冠たる日本の内視鏡を用いた診断学、病態生理学、治療学をさらに大きく発展させるきっかけとなるような主題を選ばせていただきました。大きなテーマより的をしぼったテーマと致しました。この主題を聞けばこの問題の現時点での考え方を知ることができるというように致します。現在の最先端の情報を知るとともに今後の消化器内視鏡学の進むべき道が示されれば幸いに存じます。

昼は学問を学び、夜は友との語らいで懇親を深め、秋の博多で充実した数日を過ごしていただきたく存じます。